こんな水道屋は要注意!
選んではいけない水道屋の特徴
水道業者は皆同じと言う訳ではありません。選択に注意しないと思わぬリスクが発生します。
特に下記のようなものが見られる業者は要注意です。
- ・極端な低価格設定
- ・見積もり内容が不明確(無駄に料金を上乗せしているかも)
- ・電話口での言葉遣いや対応が悪い
- ・大がかりな広告宣伝をしている業者
- ・飛び込み営業したり頻繁に訪問してくる
- ・運営会社の情報が少ない(ホームページの情報が少ない)
極端な低価格設定
まずは設定金額に注目しましょう。他者と比べて極端に少ない金額の場合は依頼しない方が良いでしょう。何故かというとそれはあくまで基本額なのです。実際に現場を見てみたら追加料金が発生する、遠方なので交通費も請求される等、どんどん値段を釣り上げてきます。料金の仕組みについては、他の文字より小さく記載されていたり、詳しく話を聞かないとわからない場合もあるので、提示されている金額が全てと思い込んではいけません。もし申込みたいのであれば、総合的な価格を確認しましょう。
見積もり内容が不明確(無駄に料金を上乗せしているかも)
そして確認時は総合的な価格だけではなく、その内訳も尋ねるべきです。悪徳業者は細かい項目を設定していなかったり、秘密裏に料金を追加します。料金の変更は請求直前に行うこともあるので、必ず事前に見積もり金額は提示してもらいましょう。見積もり金額と比べる事で料金が勝手に上げられている点に気づく事が可能です。価格に関しては希望する1社だけではなく他の業者にも見積もり依頼をしましょう。複数の業者を比較すれば、平均的な値段がわかります。
修理箇所に追加工事をしなければならない場合、優良業者であれば修理前に料金を含めてその旨を教えてくれます。勝手に修理して追加料金を請求するのが悪徳業者の手口ですから、追加工事に関しては必ず教えてもらうように伝えるのです。可能であれば、契約時の書類に追記してもらいましょう。また優良業者であっても、必要なものでない限り追加工事の契約はしないことです。
料金に限らず作業工程についても説明を受けてください。通常はこちらが尋ねなくても業者から説明がありますが、説明がない業者もいるのです。こちらも見積もりの段階で一緒に聞きましょう。説明がなければ依頼を断ったほうが良いです。
電話口での言葉遣いや対応が悪い
依頼する時にも相手の態度に注意しましょう。水道は緊急のトラブルになり易い為、電話で依頼をする事が一番多くなります。その際、応対したスタッフの態度が悪ければ、依頼を取り下げるべきです。口調の悪さはもちろん、こちらの質問に答えてくれなかったり、担当ではないからと別の人や部署にたらい回しにされる事もあります。良い業者には有り得ないことです。
大がかりな広告宣伝をしている業者
宣伝方法にも気を付けて下さい。テレビCMや電話帳広告を見て申し込む場合は多いですが、いずれの媒体であっても、広告を出す為に費用が発生します。当然依頼主が支払うのですが、そのお金はどのようにして稼いでいるのかを考えてみましょう。
実は修理料金として得た利益の中からなのです。逆に言えば、広告費を稼ぐために過剰に料金を請求するとも取れます。広告が沢山出ていることは、業者の実績とは無関係であることを覚えておきましょう。
飛び込み営業したり頻繁に訪問してくる
宣伝という点では、訪問営業する業者も良くない所だと思った方がよいでしょう。特に調査目的で室内に入ろうとする業者は要注意です。実際は悪くないのに、あれこれと難癖をつけて修理依頼をさせようとします。また以前修理依頼をした企業が修理後も頻繁に訪れてくる場合もあります。新しい器具の販売等が目的ですから、1度良い修理をしてもらったからと言って、気軽に応対してしまうのは危険です。
水道業者を探す手段の一つに、水道局で確認する方法があります。水漏れに関する配管工事は水道局の指定がある業者のみが行うことが可能です。この指定業者は水道局のホームページ等に掲載されている為、そこで依頼先を見つけることができます。しかし、一部では水道局指定であることを売りにしている悪徳業者もいるので、指定一覧に掲載されているからと言って完全に信頼してはいけません。
また業者の探し方には地元企業であることも採り上げられますが、この点にも注意が必要です。付近にあるのは良いのですが、それが本社な否かに注意してください。もし支社である場合、業績不振が起きた場合に閉店されてしまうのです。後々で不具合が発生した場合に対応してくれない可能性が出てきます。本社であれば業績不振であっても支社より先に閉店することはありませんから、対応してくれる確率が高いと言えます。
運営会社の情報が少ない(ホームページの情報が少ない)
修理に関する項目だけではなく、業者の情報についてもチェックしましょう。例えば実際に修理に来てくれるスタッフの顔が、広告やホームページに写真で掲載されているでしょうか。文字だけの業者は、トラブルがあった時に言い逃れをするために隠している可能性が高いのです。ホームページでは修理の工程について掲載しているとより安心です。実際の修理も同じ工程で行うかの確認ができます。逆に言えば、悪い業者は違う工程によって料金を吊り上げたいが為に掲載しないのです。
業者が個人経営の場合も用心してください。もちろん個人営業であっても優良な業者はいますが、法人企業の方が安心できるのです。何故ならば、法人登録をする為には税務署等への申請が必要です。法的機関の証明があるという点で、個人営業より信頼性は高いのです。