トイレつまり原因

トイレつまりの原因

トイレつまりの原因は、大きく分けて5つあります。

大量のトイレットペーパー

つまりの原因として一番多いのがトイレットペーパーの使い過ぎによるつまりです。トイレットペーパーはすぐに水に溶けるようにできていますが、一度にたくさんの量を流しすぎる溶けきれずにつまるおそれがあります。トイレットペーパーの使用量としては、月に3ロールから4ロールの消費が目安となります。

物を落として拾わない

トイレットペーパーに次いで多いつまりの原因は、固形物を落とし流してしまったケースです。小さい物だから、あるいは触りたくないという理由でそのまま流してしまうと、後々大きなトラブルになることがあります。

異物を流す

ここでいう異物とは、嘔吐物や猫砂などをさします。体調が優れないときなどは、トイレで嘔吐することもあるかと思いますし、ペットの排泄物と一緒に猫砂などを流してしまう場合もあるようです。

忘れてはいけないことは、基本的にトイレに流していいのは排泄物とトイレットペーパーだけです。それ以外のものは流さないように心がけましょう。近年では、トイレに流せるタイプのお掃除シートなどがありますが、こういったものも極力流さないようにしてください。

節水のためのグッズ

たとえば節水の目的で、タンクにペットボトルを入れるケースが見られます。水の節約アイデアとして有名な方法ですが、これもトイレつまりの原因です。タンクの中に何かを入れる行為は、逆に水の無駄遣いを招く場合もあります。また、タンクの破損や故障を引き起こすこともあるので、注意が必要です。

しっかり流さない

中には、大きい方をしたのに小の水量で流す人がいます。それどころか、毎回流さないという家庭さえあるようです。このような場合には、流れているように見えて、実は途中で停滞してしまっていることがあり、のちにトイレつまりを起こします。現在のトイレは性能が上がり、通常使用でも節水してくれるものも増えています。トイレの場合は無理に節水しないようにするのが安全でしょう。

トイレつまりが起きる前兆

つまりの原因には、異物を誤って流してしまったことによる急性のつまりと、少しずつ進行する慢性的なつまりがあります。急性のつまりは、とにかく異物を除去することが最優先です。自分で取れない場合は、専門業者を呼ばなければいけないこともあるでしょう。

一方、慢性的な原因によるつまりには前兆があります。この前兆を見逃さず、早い段階で対処しておけば、汚水であふれるといった最悪のケースを回避することができます。

便器の水位が上がる

便器に溜まる水の水位が高くなっていたら注意してください。そのまま放置していくと、便器から水があふれんばかりの水位になることも。こういったケースでは、下水管のつまり、あるいは便器の中にペーパーなどが残っている可能性が考えられます。

便器の水位が毎日変化する

便器に溜まる水の水位が高かったり低かったりする場合もあります。これは、本格的にトイレがつまる前兆です。

水を流すと変な音がなる

水を流した際に「ボコボコ」といった異音がなるようになったら要注意です。こういった場合は下水管にトラブルがあるか、深刻なつまりが発生している可能性があります。このような症状が出ている場合、専門業者に依頼しなければ解決しない程のトラブルであることが多いようです。特に集合住宅の場合は、放置することで他の世帯に迷惑がかかるケースもあるので、必ず早めに管理会社や大家さんに連絡をしましょう。

水が少ない・水が流れない

水が出ない、もしくは出ても少量の場合は、便器よりもトイレタンクに原因があることがほとんどです。タンクの部品の破損やひっかかりなどが主な原因となります。また、タンク内に異物が入ることでも発生します。これを放置すると、仮に今はつまりを起こしてなくても、今後トイレつまりのトラブルを発生される可能性が非常に高くなります。トイレの水量は適量に保ちましょう。